1950-09-19 第8回国会 参議院 農林委員会 閉会後第2号
そこで目標割当をずるのかしないのか、全く畑地の作物は野放図に適当ないいものだけを作れ、こういつて作らして置くといつて取立てをする、それはどうなのですか。
そこで目標割当をずるのかしないのか、全く畑地の作物は野放図に適当ないいものだけを作れ、こういつて作らして置くといつて取立てをする、それはどうなのですか。
池田大蔵大臣が言明したところによりますと、本年度以降は決して目標額なるものはない筈でありまするが、名目は別として、依然として実質的には目標、割当なるものの圧力に苦しめられておるのであります。目下確定申告、確定決定をめぐつて物凄く危險な情勢がすでに発生しておることは、新聞紙上やラジオ放送で御承知の通りであります。
いわゆる目標額、責任額なるものの割当的な従来の課税はやらないのだということを宣伝していたのでありますが、宣伝は別として、依然として今言つたように実質的には目標割当なるものの圧力に苦しめられておる。納税者も苦しめられておるし、税務職員も苦しめられておる。こういつたことが現在起つておる事実によつて見られるわけであります。これに対して何ら積極的な対策が講ぜられていない。
こういつた点から申しますと、実質的にやはり依然として目標割当なるものの圧力に苦しめられておる。又先程申しました通り非難の的が殆んど税務職員になつておる。して見ますというと、こういつた現在の税金の取り方の不合理のために納税者も苦しみ、それ以上に政府と納税者の板挾みになつておるのは税務職員である。
目標割当課税なる制度はありませんし、又シヤウプもかような目標額を作るというような技術は世界中どの国でもない。かように皮肉つております。若しかかる割当目標課税を行わずして、若しその機能を発揮できなければ、よろしく所得税は撤廃した方がいい。かようにきめつけております。尚大蔵大臣もしばしば本年度以降は絶対に割当目標額なる制度はない、割当は行わない。
大蔵大臣が再々言明したところによると、本年度以降は決して目標額、責任額なるものはない筈であるが、各目は別として、依然として実質的には目標、割当なるものの圧力に苦しめられておる。吉田総理も、去年八月十五日附読売新聞の報道によると、「日本の進む道」という題で、馬場氏との対談で、税金の割当を率直に非難攻撃しておる。
木村榮君紹介)(第四三号) 同一外件(奈良治二君紹介)(第五六号) 同(志田義信君外一名紹介)(第五七号) 同(圖司安正君外一名紹介)(第五八号) 同(飯塚定輔君紹介)(第五九号) 同(飯塚定輔君外四角紹介)(第六〇号) 同(淺利三朗君紹介)(第六一号) 同(淺利三朗君外七名紹介)(第六二号) 同(生田和平君紹介)(第一〇三号) 同(庄司一郎君紹介)(第一〇四号) 徴税上における目標割当制廃止
先ず税制に関するものは、徴税目標割当制廃止に関する請願、この請願は、申告納税制度の趣旨を実現させるために適当なものであると認めまして採択いたしました。 日本赤十字社事業に対する免税等の請願、社会事業振興のため、免税等の措置を講ずる必要があると認めて採択しました。
裁定に関する緊急質問 一、油糧配給公団法の一部を改正する法律案 一、肥料配給公団令の一部を改正する法律案 一、飮食営業臨時規整法の一部を改正する法律案 一、身体障害者福祉法案 一、国際観光ホテル整備法案 一、道路運送法の一部を改正する法律案 一、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案 一、映画、演劇入場税軽減等に関する請願外四件 一、自治体警察の維持強化に関する陳情 一、徴税目標割当制廃止
○副議長(松嶋喜作君) この際、日程に追加して、大蔵委員会より報告書が提出せられました徴税目標割当制廃止に関する請願外七件の請願、及び粘土かわら製造業者の所得税軽減に関する陳情を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
請願第七百八号、徴税目標割当制廃止に関する請願。本請願の趣旨は、徴税目標割当制のため徴税官吏は徴税により苦しんでおるので廃止されたいというのであつて、申告納税度の趣旨にも合わないので、廃止することは適当であると認めて採択いたしました。
————————————— 本日の会議に付した事件 ○小委員長の報告 ○徴税目標割当制廃止に関する請願 (第七百八号) ○日本赤十字社事業に対する免税等の 請願(第七百九号) ○雪害地方の税軽減および課税方法改 善に関する請願(第七百十号) ○山林関係税制に関する請願(第七百 十二号) ○理髪業者の所得税課税額査定改正に 関する請願(第八百十六号) ○粘土かわら製造業者の所得税軽減に
三宅則義君紹介)(第一二二〇号) 一一一 衛生陶器の物品税改正に関する請願(早 稲田柳右エ門君紹介)(第一〇六四号) 一一二 公務員の厚生福利施設拡充に関する請願 (江崎一治君外三名紹介)(第一〇九二 号) 一一三 国家公務員共済組合法の一部改正に関す る請願(小川平二君紹介)(第一一二六 号) 一一四 同(三宅正一君外一名紹介)(第一一二 七号) 一一五 徴税における目標割当制廃止
) 同(今野武雄君外一名紹介)(第一〇七六号) 同(三宅則義君紹介)(第一二二〇号) 衞生陶器の物品税改正に関する請願(早稻田柳 右エ門君紹介)(第一〇六四号) 公務員の厚生福利施設拡充に関する請願(江崎 一治君外三名紹介)(第一〇九二号) 国家公務員共済組合法の一部改正に関する請願 (小川平二君紹介)(第一一二六号) 同(三宅正一君外一名紹介)(第一一二七号) 徴税における目標割当制廃止
しかるにそれを基準として目標割当というものが行われる七十億とればいいものを百三億もとつておる。これを苛斂誅求と言わなければ、何を苛斂誅求と言いましようか。
○庄司委員 目標割当のせいぜい五分か一割くらいの水ぶくれをとつたというのであるならば、これは余儀ないことであります。けれども百円とつてよいところを百三十五円とつた。